臨床心理士とは

  現代は、こころの問題が増加し、その解決をはかるためになんらかの援助を必要とすることが多くなってきています。 臨床心理士は、心の問題にかかわる「こころの専門家」です。
  臨床心理士の資格は、心理学を専攻する指定された大学院修士課程を修了後、資格審査(年1回の筆記・口述試験)に合格した場合に、財団法人日本臨床心理士資格認定協会が認定するものです(その他に諸外国で指定大学院と同等の教育を受けた場合、もしくは、医師免許取得者の場合にも資格審査を受けられる場合があります。詳しくは、財団法人 日本臨床心理士資格認定協会までお問い合わせください。)
  また、この資格は5年ごとの審査がおこなわれ、心理臨床能力の維持・発展のために、研修や研究が義務づけられています。
  資格認定が開始された1988年(昭和63年)から、2012年(平成24年)4月1日現在で、24,666名の「臨床心理士」が認定されています。
  また、全国47都道府県ごとに臨床心理士会が結成され、地域に根ざした活発な活動がおこなわれています。